13世紀に訪れたマルコポーロが「世界一美しい町」と絶賛した

山一つ分くらい広大な敷地

その湖岸にひっそりと佇むスモールラグジュアリーなホテル

丘陵の茶畑に囲まれた閑静で美しいゴルフ場

何度でも訪れたくなる


富春山居「Fuchun Resort(フーチュン・リゾート)」



浙江省中部を流れる富春江のほとりにある「富春山居リゾート」の中に位置する超一流ゴルフクラブ。杭州空港から車で約1時間、上海から車で約3時間と距離はあるものの、リゾート地区の中にはゴルフ場のほか、リゾートホテルや別荘、スパなどが設けられており、レジャースポットとしても人気が高い。



元朝の四大画家に数えられる「黄公望」は故郷のこの地に帰り、山水画の大作「富春山居図巻」を描いた。そのレプリカはホテル内に飾ってあるが、富春江の雄大な流れに沿って、丘が連なり、山々の間に家屋が見え隠れする情景は、まさにシャングリラ(桃源郷)。その「自然と人間の営みの調和」をコンセプトに台湾の製紙会社が建てたのが、このリゾート。ホテルのオープンは2004年だが、ゴルフ場のほうは既にオープンより数年を経ている。



ゴルフ場は、アジアでは珍しい丘陵地形の中に作られており、アンジュレーションが多く上海のコースとはまた一味違った雰囲気を楽しむことができる。山々の中に広がる茶畑に沿ってホールが進んでいくため、独特な景観を楽しみながらプレーできるのも特徴。



比較的短いホールが多い(フルバックティから6685ヤード、バックティでも6276ヤード)ので曲げさえしなければそこそこのスコアは出るはずだが、各ホールは茶畑でセパレートされており、グリーンまわりは多数のバンカーで固められているので、曲がる人には難しいコースだろう。



インデックス1のホールは右ドッグレッグの18番ミドル。444ヤードと本コースで最長のミドルホールである。ティーショットでは右の池が気になるが、あまり左に逃げるとセカンドショットが長く難しくなる。セカンドショットではグリーン左池が気になるが、グリーン左にこぼれても幅2メートルほどの平坦な場所でとまるので思い切ってピンを狙ってみよう。右に逃げるとバンカーにはまる。



山肌に造られているのでアップダウンがある。左ドッグレッグの11番ロングホール(513ヤード)はかなりの打ち下ろしだが、ここでは思い切って左の木を越えていこう。これをきれいに越せば簡単にツーオンすることができる。



クラブハウスがホテルと内外装が統一されており豪華。レストランは上海新天地の有名コンチネンタルレストラン「T8」から名をとおり「富春T8」と呼ばれている。風呂が18度、41度、43度の3つの温度に分けられているのもうれしい。



写真を見よう!


▲Top 10 resorts in China~さすが有名なゴル場だ


▲遠くに山や茶畑が広がっている(^^)


▲植栽の竹がとてもオリエンタルな雰囲気(≧∇≦)


▲ゴルフ場のほうから、ホテル棟をみると(^▽^;)


▲鴨様〜嬉しいそう!


▲曲線を描く屋根を冠したホテルの白壁の外観は、南宋時代の宮殿を模している


▲杭州は高級茶で有名な龍井茶の茶所、お茶も提供してくれる(  ̄ー ̄)


▲天井がものすごく高い吹き抜けになっててカッコイイ!!(^^;)



URL:   http://www.fuchunresort.com(中国語と英語のみ)

予約:浙江杭州フーチュンリゾートゴルフクラブ

値段:バイゴルフで1198元



  

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