ボナンザ ゴルフ＆カントリー クラブ（Bonanza Golf & Country Club）

バンコク市内から２時間半の所にある観光地、カオヤイにオープンされたゴルフ場です。アップダウンの激しい大自然を背景に、たっぷりとある7124という距離も上級者には人気があります。初心者は自然を満喫し、上級者は難易度の高さを味わう、どちらも楽しいゴルフとなりましょう。

2021年5月に経営が変わり、しばらくきちんとメンテされていなかったコースを現在改修中。練習場もしばらく使われていないようでこれからそこも含めて改善していくとの事だった。
2022年9月現在、練習場はまだなし、コースは以前比べて若干良くなったので大きなストレスなくプレーできるレベルになったもののまだまだフェアウェイ、バンカーは改善の余地あり。グリーンは良くなっていた。

設計はバンコク近郊だとタノンとクリスダシティシティ、チョンブリのパタヴィア、カオヤイのランチョチャーンヴィー、そしてトスカーナを設計したアメリカ人ボブマックファーランド。

3番、11番のパー3もなかなか綺麗だが、特に印象に残るホールは名物ホールの4番とハンディキャップ1の13番。

4番はティーグラウンド左から正面が池、センターにある木はフェアウェイを縦断しているクリークの目印。左右にフェアウェイが分かれていてやや距離のある左に行ければセカンドでクリーク越えがなくなり距離も短くなるものの、リスクの割には得られる恩恵が少ないので無難に右狙いで問題なし。そして右側フェアウェイからのクリーク越えセカンドショットは景色もいい。グリーンが大きな2段グリーンなのでピン位置に注意。

13番はハンディキャップ1の難関ホール。ティーショットは若干狭めのフェアウェイに向かって打つが落とし所は右から左への傾斜がきついのでやや右目狙い。グリーン手前から直角左ドッグになっている＆曲がり角近辺には岩が沢山あるバンカーエリアがあるのでここも若干右目狙い。サードショットは左手前のバンカー群、右奥の池が絡む難しいショットとなるハンディ1のホールにふさわしい難関ホールだ。

全体的に適度なアップダウンやフェアウェイのアンジュレーションがあり、レイアウトも飽きない。ティーショットを曲げてしまうとリカバリーが効かないことが多いので毎回緊張する。極端に難しすぎることはないが、戦略的な中上級者向けのコース。

ただし前述の通りメンテナンスに難あり（特にバンカー）、またクラブハウスは古めなので現時点では積極的にオススメは出来ないが料金が安いので一度トライしてもいいかもしれない。ロッカーは狭め2段、シャワーは狭め、お湯と水圧は問題なし。

バンコク市内から２時間半。